2012年7月25日水曜日

SGSim

「Sequential Gaussian Simulation で透水係数の3次元場を作る業務が出ていますよ」と連絡がありました。

いえ、会社としては実績がないので参加すらできません。

今後、この手の手法が一般の土木分野でも使われ始めるのでしょうか?
まあ、統計的手法として確立したものをトレースするだけですから、技術レベルはそれほど高くなく、お金もあまりかりません。流行り出すと広まるのは早いでしょうね(そういえば地質リスク学会はどうなったのでしょうか?全く、その活動を聞かないないですね。)

前にも書きましたが、地質屋もこの程度の事はできておいた方が無難です。
で、以前整理した250個程度の透水係数をSGSimで補間してみました。realizationは10と少なめ(教えてもらった業務は10,000 realizations)。 


 うーん。この程度。やはり、統計的手法は興味をそそられませんね。人によるのでしょうけど。


場の発生まではすぐにできますが、この後が大変ですよね。浸透流への取り込みはどうするのでしょう。要素に番号振って、それに透水係数を力技で当てはめて行けば終わりなんでしょうか。ソース、簡単に触れるでしょうか?

この辺が技術力の差のように思えます。



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