今年は余裕でした。
年々、忙しさは緩和している気がします。それでも、余裕で目標はクリア。力を有効に発揮できる状態だとすると、企業としては良い状況でしょうか?
技術者としては、やり残し事項をほとんど解消できず、チャレンジが少なかったのでしょう。課題に挙げていなかった AI や微動はそこそこ進みましたが、他はイマイチ。うーん。どうしましょうか。
とりあえず、リストアップ。
道具
帯磁率計
ガンマ線測定器(携帯型)
技術
動的解析(耐震、液状化)
斜面設計
コード・ソフト
・DtransuのCUDA化・・・100万で購入可。
・PSInSAR・・・500万ほどで購入可
・GSFLOW + QGIS
中期目標へも手を出し始めましたが、尽くうまくいかず。前倒し失敗。
来年から頑張りましょう。
2017年12月31日日曜日
2017年8月27日日曜日
岩石磁気学
地団研の「粘土鉱物と変質作用」を紛失。
買い直そうと思いネットで確認してみると、他にも面白そうな本がありました。
その中の一つ「ジオロジストの岩石磁気学」。少し古い図書ですが、今まで勉強したことのない分野ですので入門には良いかも、と思い購入。
早速読んでみました。
が、言葉が一度で頭に入りません。TRM とか CRM とか、なんだっけ?と何度も前に戻ります。で、整理してみました。
・NRM (Natural Remanent Magnetization) 自然残留磁化: = Primary + Secondry
Primary
・TRM (Thermal Remanent Magnetization) 熱残留磁化
:キュリー温度以下にて冷却時に獲得する残留磁化。PTRMの合計。
・PTRM (Partial Thermal Remanent Magnetization) 部分熱残留磁化
:冷却温度のある範囲で獲得する残留磁化。
・PRM (Pressure Remanent Magnetization) 圧力残留磁化
・SRM (Shock Remanent Magnetization) 衝撃残留磁化
・CRM (Chemical Remanent Magnetization) 化学残留磁化
:熱水変質、化学的風化、続成作用など。
・DRM (Detrital Remanent Magnetization) 堆積残留磁化
・PDRAM (Post-Depositional Remanent Magnetization) 後堆積残留磁化
:堆積後、一定時間たった後獲得した残留磁化。圧密など。
Secondry
・VRM (Viscous Remanent Magnetization) 粘性残留磁化
:ハンマーなど鉄製品での2次磁化←消磁
・CRM
その他
・ARM (Anhysteretic Remanent Magnetization) 非履歴残留磁化
:地球磁場程度の外部磁場化で交流磁場をかけて得た残留磁化。
非常に安定でTRMに近い。
一度整理してみますと、頭に入ってきました。
案外、繊細な話なのですね。数万年も残っている磁気なのである程度安定なのかと思っていましたが、やはり気を付けないといけないことは多いのでしょう。
後輩君が、海底地すべりに関し帯磁率異方性を使った研究の詳細を教えてくれました。学生時代に一時携わっていたようです。
・AMS (Anisotropy of Magnetic Susceptibility) 帯磁率異方性
帯磁率異方性を測定すると、すべり面付近で軸が揃うとのこと。文献も読みましたが、粒子配列を分析するのと同義のようです。文献ではAMS結果と対比させるためにSEM画像で粒子配列が示されていたのですが、どのようにして切断時に乱さずにコアからサンプリングしているのか不思議でした。後輩君に聞いたところ、樹脂で固めれば良いそうです。案外、簡単ですね。
そういえば、15年くらい前に XRD で配向度を測定してほしいと研究部署に依頼しましたが、「切断時に乱れるので無理。」と言われたことを思い出しました。文献では配向度を測定していたのでできるはずだったのですが、知識・経験がなかったようです。文献では同じように樹脂で固めていたのかもしれません。
AMSの測定器は買えません。まずは手ごろな帯磁率計で測定できる帯磁率から学びましょう。
買い直そうと思いネットで確認してみると、他にも面白そうな本がありました。
その中の一つ「ジオロジストの岩石磁気学」。少し古い図書ですが、今まで勉強したことのない分野ですので入門には良いかも、と思い購入。
早速読んでみました。
が、言葉が一度で頭に入りません。TRM とか CRM とか、なんだっけ?と何度も前に戻ります。で、整理してみました。
・NRM (Natural Remanent Magnetization) 自然残留磁化: = Primary + Secondry
Primary
・TRM (Thermal Remanent Magnetization) 熱残留磁化
:キュリー温度以下にて冷却時に獲得する残留磁化。PTRMの合計。
・PTRM (Partial Thermal Remanent Magnetization) 部分熱残留磁化
:冷却温度のある範囲で獲得する残留磁化。
・PRM (Pressure Remanent Magnetization) 圧力残留磁化
・SRM (Shock Remanent Magnetization) 衝撃残留磁化
・CRM (Chemical Remanent Magnetization) 化学残留磁化
:熱水変質、化学的風化、続成作用など。
・DRM (Detrital Remanent Magnetization) 堆積残留磁化
・PDRAM (Post-Depositional Remanent Magnetization) 後堆積残留磁化
:堆積後、一定時間たった後獲得した残留磁化。圧密など。
Secondry
・VRM (Viscous Remanent Magnetization) 粘性残留磁化
:ハンマーなど鉄製品での2次磁化←消磁
・CRM
その他
・ARM (Anhysteretic Remanent Magnetization) 非履歴残留磁化
:地球磁場程度の外部磁場化で交流磁場をかけて得た残留磁化。
非常に安定でTRMに近い。
一度整理してみますと、頭に入ってきました。
案外、繊細な話なのですね。数万年も残っている磁気なのである程度安定なのかと思っていましたが、やはり気を付けないといけないことは多いのでしょう。
後輩君が、海底地すべりに関し帯磁率異方性を使った研究の詳細を教えてくれました。学生時代に一時携わっていたようです。
・AMS (Anisotropy of Magnetic Susceptibility) 帯磁率異方性
帯磁率異方性を測定すると、すべり面付近で軸が揃うとのこと。文献も読みましたが、粒子配列を分析するのと同義のようです。文献ではAMS結果と対比させるためにSEM画像で粒子配列が示されていたのですが、どのようにして切断時に乱さずにコアからサンプリングしているのか不思議でした。後輩君に聞いたところ、樹脂で固めれば良いそうです。案外、簡単ですね。
そういえば、15年くらい前に XRD で配向度を測定してほしいと研究部署に依頼しましたが、「切断時に乱れるので無理。」と言われたことを思い出しました。文献では配向度を測定していたのでできるはずだったのですが、知識・経験がなかったようです。文献では同じように樹脂で固めていたのかもしれません。
AMSの測定器は買えません。まずは手ごろな帯磁率計で測定できる帯磁率から学びましょう。
2017年1月9日月曜日
やり残し事項 2017
今日は貯めていた雑務処理。朝から始めて15時までかかりました。
今年度の実績をまとめたところ、個人売り上げは例年に届いていませんでした。が、それでも部内では2番目。全体に仕事が少なかったのかな。そういえば、皆さん休日は休まれていたように思います(おかしな表現ですが)。
新人を抱えた先輩方の苦労も数字に出ていました。ま、長期的な視野で見ると、新人・若手が育って2馬力、3馬力となりますので、今は我慢の時でしょう。その繰り返しで企業として存続するわけです。
https://phreeqc.blogspot.jp/2013/12/blog-post_28.html で激高していた上司は、私の1/8 程度。その世渡りスキルを見習いたいですね。
昨年のやり残し事項は以下の通り。
今年は、手を付けなかったコードの一つを減らしましょうか。
道具
帯磁率計(携帯型)
ガンマ線測定器(携帯型)
振動三軸
技術
動的解析(耐震、液状化)
斜面設計
資格等
・技術士(あと1つ)
コード
・DtransuのCUDA化・・・100万で購入可。
・粒子法コード作成・・・OpenMP、CUDAの実装は200万で購入可。
・剛体(DEM)+粒子法のカップリング(900万で販売されている)
・DtransuとPhreeqcのカップリング(500万で販売されている)Phastでも十分。
5年単位の中期目標については、3月で達成できるかもしれません。その場合は1年前倒しになりますが、4月以降に新たな中期目標に移りましょう。
今年度の実績をまとめたところ、個人売り上げは例年に届いていませんでした。が、それでも部内では2番目。全体に仕事が少なかったのかな。そういえば、皆さん休日は休まれていたように思います(おかしな表現ですが)。
新人を抱えた先輩方の苦労も数字に出ていました。ま、長期的な視野で見ると、新人・若手が育って2馬力、3馬力となりますので、今は我慢の時でしょう。その繰り返しで企業として存続するわけです。
https://phreeqc.blogspot.jp/2013/12/blog-post_28.html で激高していた上司は、私の1/8 程度。その世渡りスキルを見習いたいですね。
昨年のやり残し事項は以下の通り。
今年は、手を付けなかったコードの一つを減らしましょうか。
道具
帯磁率計(携帯型)
ガンマ線測定器(携帯型)
振動三軸
技術
動的解析(耐震、液状化)
斜面設計
資格等
・技術士(あと1つ)
コード
・DtransuのCUDA化・・・100万で購入可。
・粒子法コード作成・・・OpenMP、CUDAの実装は200万で購入可。
・剛体(DEM)+粒子法のカップリング(900万で販売されている)
・DtransuとPhreeqcのカップリング(500万で販売されている)Phastでも十分。
5年単位の中期目標については、3月で達成できるかもしれません。その場合は1年前倒しになりますが、4月以降に新たな中期目標に移りましょう。
2016年4月20日水曜日
やり残し事項2016
随分遅くなりましたが、やり残し事項の更新です。
増えたのか、減ったのか分かりませんが、今年もできるところから処理していきましょう。
道具
帯磁率計(携帯型)
ガンマ線測定器(携帯型)
振動三軸
XRF
技術
動的解析(耐震、液状化)
圧密
斜面設計
微動探査
Deep Learning
資格等
・技術士(あと1つ)
コード
・DtransuのCUDA化・・・100万で購入可。
・粒子法コード作成・・・OpenMP、CUDAの実装は200万で購入可。
・剛体(DEM)+粒子法のカップリング(900万で販売されている)
・DtransuとPhreeqcのカップリング(500万で販売されている)Phastでも十分。
増えたのか、減ったのか分かりませんが、今年もできるところから処理していきましょう。
道具
帯磁率計(携帯型)
ガンマ線測定器(携帯型)
振動三軸
XRF
技術
動的解析(耐震、液状化)
圧密
斜面設計
微動探査
Deep Learning
資格等
・技術士(あと1つ)
コード
・DtransuのCUDA化・・・100万で購入可。
・粒子法コード作成・・・OpenMP、CUDAの実装は200万で購入可。
・剛体(DEM)+粒子法のカップリング(900万で販売されている)
・DtransuとPhreeqcのカップリング(500万で販売されている)Phastでも十分。
2015年1月11日日曜日
やり残し事項
松飾も取れてしまいましたが、昨年までにやり残した事項を書き出しておきましょう。
たまって行く一方ですので、今年、いくつかクリアーしておきたいですね。
道具
GPS(みちびき、Bluetooth)
帯磁率計(携帯型)
ガンマ線測定器(携帯型)
振動三軸
技術
動的解析(耐震、液状化)
圧密
斜面設計
資格等
・技術士(あと3つくらい)
・特別教育(小型車両系)
・GEOASIA(機会があれば)
コード
・DtransuのCUDA化・・・100万で購入可。
・粒子法コード作成・・・OpenMP、CUDAの実装は200万で購入可。
・剛体(DEM)+粒子法のカップリング(900万で販売されている)
・DtransuとPhreeqcのカップリング(500万で販売されている)Phastでも十分。
・地表流+地下水・・・GSFLOWのマスター?
たまって行く一方ですので、今年、いくつかクリアーしておきたいですね。
道具
GPS(みちびき、Bluetooth)
帯磁率計(携帯型)
ガンマ線測定器(携帯型)
振動三軸
技術
動的解析(耐震、液状化)
圧密
斜面設計
資格等
・技術士(あと3つくらい)
・特別教育(小型車両系)
・GEOASIA(機会があれば)
コード
・DtransuのCUDA化・・・100万で購入可。
・粒子法コード作成・・・OpenMP、CUDAの実装は200万で購入可。
・剛体(DEM)+粒子法のカップリング(900万で販売されている)
・DtransuとPhreeqcのカップリング(500万で販売されている)Phastでも十分。
・地表流+地下水・・・GSFLOWのマスター?
2012年10月20日土曜日
帯磁率とγ線強度
10年前、先輩が「断層破砕帯では他個所よりγ線量が小さくなる!」と騒いでいたことがありました。
当時、社内では「γ線量は破砕帯で高くなる場合がある」と考えられていました(α線はかなり高くなると考えられていました)。それを先輩は真っ向否定。
残念な事に、先輩の説明が曖昧で、確たる根拠も出されなかったので、まともな議論にならなかったのを覚えています。
個人的には、温泉地帯など熱源のある箇所での調査では、fracture zone での噴気などの影響があり、自然放射能探査は有効だろうと考えています(その様な現場では移流拡散モデルを考えると、説明できると思います)。しかし、通常のフィールドでは表層の間隙率や粘土鉱物含有量(ソースの吸着)に影響されていると思われます。つまり、断層箇所で線量が高くなるとは限らないと考えています。
今日「物理探査」を読んでいると、それらに関わる論文が掲載されていました。
吉村ほか(2012)断層破砕帯における帯磁率異常に伴うγ線量の変化, 物理探査, Vol65, No.3
断層破砕帯で帯磁率とγ線を測ると、前者は高く、後者は低くなることが報告されています。室内実験の結果、FeO の含有量が多い場合、細粒分が多い場合にγ線の遮蔽効果が高くなるという結論でした。
ただ、断層でなぜ高帯磁率を示すかが書かれていませんでした。なぜでしょう?ガウジが常に湿気ていることで、磁鉄鉱が赤鉄鉱や褐鉄鉱などに変化(風化)しにくいのでしょうか?地質屋としては引っかかる箇所ですが、物探屋さんには興味のない箇所かもしれません。
ま、よく分かりませんが、10年がかりで一歩前進したような気がします。
少なくとも、帯磁率計は欲しいですね。約30万。買ってもらえないでしょうか?
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