2012年7月7日土曜日

Decalcification

CEMDATA を PHREEQC で使用してみました。

選んだ問題はDecalcification。Benchmarking of the cement model and detrimental chemical reactions including temperature dependent parameters より、セメントからの溶解プロセスを再現することにしました。

1000回シフトさせるadvectionでモデルを組み、計算!
が、結果は合いません。何度チェックしても input に問題ないのですが、ダメでした。
本家の GEM-Selektor で試せば手がかりを得られるか?と思い、そちらでも試算してみました。が、結果は合いません(こちらは水和反応も合いません)。

結局、1週間かかりましたが答えは出ませんでした。下図のように、大まかには合っているんですけど、ちょっと違います。鉱物の消失と pH buffer の関係は良いですけどね。


 
まあ、CEMDATA では kinetic の見通しがついていませんので、もう一つの方法、PHREEQC の標準 DB を利用した論文の到着を待ちましょう。

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