2013年3月16日土曜日

湧水圧測定 (MHT)

MHTのデータシートを更新しました。
https://sites.google.com/site/geochemist001/resources/mht

計測機器の中で、MHTだけは随分とさわっておらず、今回、現場で失敗したこともありました(FDの件も含め)。が、案外手を動かしていると思い出すものです。原理は簡単ですし、一度セットしてしまえば何回でも計測できますので、作業自体は問題なく終了しました。

データ整理はEXCELで実施しています。
昔作ったテンプレートを利用すべく中身を見てみると、なんと単位がCGS。何年前か?と思って確認すると、13年前。EXCEL97で作成していました。VBA の仕様が変わっているにもかかわらず、今でも問題なく動くのだからラッキーだったのでしょう。しかし、12年間、社内の誰も更新していないとはモノグサ。仕方ないので、 SI単位に統一し、細かい所をリストアすることに。

SI単位の変換はいつも迷います。
身についているのは100mの水頭で1MN/m2。そこから換算して10kg/cm2。海底下100mに数年いましたので、忘れたらいつもこれを思い出します。




GEORAMA2012 で地質図

ようやく人間らしい生活に戻れました。
いろいろありました。
あと少しです。

とりあえず、忘れそうなことだけ記載しておきましょう。

GEORAMA の致命的な欠点が次の2つ。
・地質縦断図が書けない(Rの入った線形に非対応)。
・地層推定後の断面と整合のとれた地質平面図が書けない(推定後の平面分布に着色できない)。

縦断図については、Civil3D の機能で対応すればできますが、それを GEORAMA に認識させることはできません。
http://phreeqc.blogspot.jp/2011/05/civil3d2011_17.html

地質平面図については、推定前の指定境界での塗り(ハッチング)はできます。が、推定後の形状ではダメ。これも Civil3D の機能で塗る必要があります。個人的な対応の流れは以下の通り。

①推定後のサーフェスをLandXMLで書き出し。
②新規図面で座標系設定後、LandXML読み込み。
③サーフェスの境界を表示。[サーフェススタイルの編集]
④表示したサーフェス境界の抽出。[オブジェクトを抽出]
⑤視点を側面に切り替えて、底面の境界オブジェクトを削除。
⑥3Dポリラインを2Dに変換。(3Dのままでもハッチングできますが)
⑦ハッチング
⑧ハッチングを元の図面にコピペ。