2012年7月27日金曜日

伸び盛りの技術者

伸び盛りの技術者は何でも吸収します。こちらも2件。

1人は現場作業ばかりで、 同年代の技術者に比べ自分は遅れているのではないか?と感じている若い方。大丈夫ですよ。教えた事はしっかり吸収しています。地質屋は若い内にこなした現場作業が財産になります。歳をとると、若い時のように馬力がなくなりますので、物理的に確認できる範囲が狭くなります。想像と知恵で補間できるかどうかは、若いうちの体験だと思います(と、偉そうに言っていますが、私が経験豊富なわけではありません。残念なのですが)。
当然、勝負する土俵に上がるために、そこで使用されている基礎理論は本を読んで自分で覚えないといけません。それが自分の体験している作業とどのように結びつくか、現場で丁寧に探せば良いと思います。

もう1人。
並列化のレクチャーを3時間でこなしました。短時間で並列化概要、使用方法からポスト処理まで説明できました。質問も的を得ています。打てば響くような感じの方でした。


この2人から感じた事は、自分も新しい事を吸収し続ける必要があるといった点と、知っている技術をより深くしないといけないという2点。知識を広げる、レベルを上げると言うのは簡単ですが、実践するのは難しいものです。が、その困難さは、頑張れとエールを送った若い方も同様なのです。彼らのように迷いながらも着実に進まなければなりません。

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