帯水層厚10m、水位固定境界まで500m、揚水井戸は完全貫入状態、2次元軸対象条件での結果です。まずはk=0.01cm/sで。
直線ですね。そういえば、地盤工学会基準では算術目盛に変わっていますが、理由は書かれていないですね。
次はkv=0.1kH =0.001cm/sの条件。
まったく変化なし。まあ、境界まで500mあるので、変わらないのでしょう。
ということは、境界が相対的に近ければ効いてくるということでしょうか?
で、25m離れた箇所に固定水頭を設けて計算してみました。海に浮かぶ島や河川の中州での揚水試験をイメージしてみました。
が、結果は同じ。直線状になります。
最後に、集水埋渠なら、縦方向の透水係数が効くか?と思い、2次元でやってみました。
透水係数はkH=0.1cm/s、kV=0.01cm/s、埋設深は4.4m。
ダメですね。
素直な計算では限界を作れないようです。
ダルシー恐るべし。
②の層流・乱流に引き続き、①もダメ。
残るは③だけですが、これは実験でしか確認できないでしょうね。
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