http://phreeqc.blogspot.com/2011/08/autodesk-photo-scene-editor.html
FBX ファイルから、どうやっても「カメラ」を取り込むことができません。とりあえず2D断面を作るには必要ないので、置いておくことに。
作業の流れは以下の通り。
①FBX ファイルの取り込み
- ワークスペースを「3Dモデリング」に設定
- dwgファイルを新規作成
- 挿入タブ-読み込みで、FBXファイルを読み込む
先日のデータを取り込み、斜め上から見た状況です↓
②断面オブジェクトの作成
- ホームタブ-断面-断面オブジェクト
- 作成したい断面位置の始点、終点を順にクリック
*ビューを上にしておくと設定しやすい。
③2D断面の作成
- 作成した断面オブジェクトを選択し、右クリック-ライブ断面設定
- 2D断面図/立面図のブロック作成に関する設定をオン
- 背景の線-表示-いいえ
- 切断されたジオメトリ-表示-いいえ
- 曲線の接線-表示-いいえ
- OK
- 再度、断面オブジェクトを選択し、右クリック-2D/3D断面図を作成
- 表示設定を聞かれるので各種設定を行う。
断面設定をしなければ、奥や手前側も表示されます。
3Dレーザースキャナー、写真測量に共通しますが、データの少ないところの再現性はよくないですね。通常の岩盤や法面、崩壊などを3次元化する場合には、へこんだ個所、ブロックや小段の上側からの写真も密にとる必要があるようです。
問題点としては、これも共通ですが、PCのスペックを要求されること。WinXP 32bit の Core2Duo E8500 + メモリ3.2GBでは時々落ちてしまいました。Win7 64bit の Core i7-980X では問題なく動きますが、断面の切り出し時に数分かかります。3次元を扱うには64bit必須でしょうか?
ちなみにメッシュは standard レベル、節点数約3.5万点です。Photo Scene Editor でのメッシュ作成時、さらに細かくすることができますので、へこみなどの精度の甘い部分はより改善されます。それとともに、2D断面切り出し時はより重くなるということです。
もうひとつ。サーバーにデータが残ることですね。4か月前のデータがまだ残っていましたので。情報漏洩の可能性は少ないと思いますが、自分のサーバーではないので、何ともできません。
いずれにしても、写真だけで簡単にこのような3Dメッシュや2D断面ができるとは、驚きの技術ですね。
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2011/8/22追記
CGのプロに相談したところ、3ds Max だとカメラ、画像もPSEと同じように取り込めることがわかりました。写真だけからモデルができる時代とは・・・すごい。
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