2011年8月22日月曜日

変位ベクトルからすべり面の推定

櫻井先生の手法で、変位ベクトルから2次元のすべり面の形状を推定する方法があります。10年前の報告です。
http://ci.nii.ac.jp/els/110003969045.pdf?id=ART0005444346&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1314005472&cp=

2年前、櫻井先生の話を聞いて知ったのですが、この手法、非常に簡単でCADや手書きで推定可能です。3次元にも容易に拡張できそうです。最悪、地すべり縦断方向に複数側線分CADで書いて、ブロック境界とあわせて曲面を生成すれば出来上がりです。感覚的に地質屋さんの推定するすべり面に近いものが出てくると思いますが、なぜ流行らなかったのでしょうね。合わないのでしょうか?
後輩から教えてもらったのですが、最近、土研でも研究されているようです。
http://www.pwri.go.jp/jpn/news/2010/1126/04.pdf
こちらで引用されている論文は20年以上前ですね。

土研さんがマニュアルを出して流行るようであれば、使えるということでしょう。


0 件のコメント:

コメントを投稿