2011年8月3日水曜日

RIR

RockJockの新規スタンダードの登録で、本店の研究職がまだ悩まれています。

水平設置型でないため配向を避けることが困難なこと、試料の混合法が適切でなかったことなどが分かってきました。今度はRIRです。

mix した試料を用い、RIR (厳密にはある範囲の積算強度)を測定してもらっているのですが、mix する鉱物によって RIR が異なってしまいます。しかも倍半分。 Kfs では算出するまでもなく、第一ピークの強度が大きく変わっていました。粘土鉱物やコランダムとの混合がまずいだけなのでしょうか?

Kfs単一試料で10回計ってもらったところ、倍半分どころか、3倍程度の差が出てしまいました。原因は押し方(配向)しかありません。XD-D1のような鉛直設置型ではKfsの定量は困難と言う結論になります。

試料水平設置型の機械がある研究機関まで出かけますか?

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