2012年4月11日水曜日

インバーターの故障

GRUNDFOS のモニタリングポンプ MP1 が壊されて帰ってきました。

いろんな測定機を他支店へ貸し出すことが多いのですが、壊れっぱなしで帰ってくることもよくあります。MP1は昨年メンテナンスに出したばかりですが、早速壊されるのは悲しいですね。まあ、今の時期ですから分解清掃程度はこちらでも可能です。ということで、ポンプを分解清掃してみました。

まず、電動部の潤滑液(純水)が空っぽ。インぺラに砂がカミカミ。これらを清掃して仮組みし、スイッチを入れても、確かに動きません。
コードの抵抗を測ろうとしましたが、テスターも故障。インバーターにつなげて周波数を上げていきますと、人力ではモーターが回せなくなりますので断線ではないようです。インバーターからの電圧は伝わっていますが、周波数が制御できていない模様。表示もされません。

他支店にあったインバーターを送付してもらい、接続してみたところ、なんの問題もなく動きました。インバーターの故障でした。19年前のインバーターなので、仕方ないでしょうね。

まあ、新品を購入しても数万円だろうと思い、グルンドフォスに価格を問い合わせてみました。が、なんと34万円!なぜそんなに高いのか分かりません。単層100V仕様に改造しているのでしょうか?付属品やケースをつけた値段だからでしょうか?しかし、高すぎます。

透水試験や揚水試験によく使っていたのですが、最近ではエンジンポンプで代用する場合が多くなっています。2~3万までで購入できますし、簡単な揚水量調整もできますので。
ただ、揚水試験や現場透水試験では、水位低下(揚水量)の調整や揚程が重要ですし、ステン構造ということで汚染物質の種類にも関係してきます。今後、本当に必要になった場合には修理か購入を executive にお願いしましょう。


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