コチラの続きです↓
http://phreeqc.blogspot.com/2012/03/hfo.html
3段階抽出法で吸着の可能性が低いと考えられた試料なのですが、計算結果もそうなりました。
いえ、Pbがどうしても再現できなかったので、正確には「そのようです」が正しいですね。
Asは環境基準の1/100程度で含有量をそれなりに再現できるのですが、溶出量実測値が再現できません。計算ではほぼ離脱してしまうのに、実測ではその1/100程度の値しか得られていません。
Cr、B、Fは環境基準の50~100倍以上の濃度の間隙水が存在しないと、含有量が再現できません。
どうやらHfo への吸着+陽イオン交換といったコンセプトには欠陥があるようです。
研究職にCr等を含む鉱物の定量をお願いしていますが、これも今のところ芳しくないようです。
ま、自然はそれほど甘くありません。今後も理解する努力し続ければ、少しは真実に近づけるかもしれません。
コツコツ行きましょう。
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