2012年3月5日月曜日

圧密沈下計算

圧密沈下計算をマスターしていません。

と言いますか、手計算でできる程度のことはしたことがあります。何cm沈下して、何日かかるか、その結果を出す程度です。FEMでも2次元であれば、容易に結果を出せます。個人の努力で可能な範囲はカバーする努力を心がけています。
しかし、この年にして肝心の経験が乏しいため、それらの結果が現実的な値なのかどうか判断できません。一番重要な部分が足りないのです。まだまだ経験豊富なプロに教えていただき、施工結果を確認しないといけない初心者レベルです。(圧密に限ったことではないですが、この辺の経験の伝達、うまい方法はないでしょうか?)

今、(3月のこの時期に)2現場の監理をしていますが、両方ともお客様曰く「想定外」の軟弱粘性土が出てきました。どちらの現場も標高はTP1~3m付近ですから、掘れば海成層が出るのですが。
その内1箇所は圧密・一軸用のTWサンプリングを行いました。今後、教えていただきながら計算しないといけません。もう一か所は圧密を考慮した追加調査計画を立てないといけません。大至急です(3月のこの時期に)。

そういえば、深部より洪積>沖積海砂>陸砂>海砂>海成粘土(海進ピーク)>海砂>汽水砂>盛土というように、初めて海成層の下部に陸成層(川砂?)を見ました。薄層ですが、見た目でわかる程、色、oxidation、硬さが異なっています。CNS分析で裏をとる必要もないくらい明瞭です。
これ、1万年前の停滞時のものでしょうか?面白そうです。そういえば、大学の先生が学生に軟弱を見せたいと言っておられましたので、見ていただきましょうか?4月にコアが残っていれば。

まあ、良い機会ですので、いろんな方から、しっかり知識と経験を吸収させていただきましょう。

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