2011年12月2日金曜日

動的緩和法

以前、講習会でひずみ軟化について講師と雑談した際に、「動的緩和法」を勧められました。

詳細は知らないのですが、時間がたてば、ある点で減衰により静止するといった考え方で、静的解析に運動方程式を利用する手法です。

その時は何か抵抗がありましたし、なぜそのような手法を勧められたのかが分かりませんでした。
が、最近地震応答解析の本を読んでいて、「あ、なるほど」と思うところがありました。
ひずみの進行に応じて急激に剛性が低下するモデル。そう聞くと、動的変形解析をされている方は地震応答解析を思い浮かべるでしょう。そちらのソフトは市販されているわけですから、少し工夫すればソースを変えることなくひずみ軟化が表現できると考えられたのだと思います。

いろいろやってみるべきですね。

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