配向についてはそれほど重視していなかったのですが、バルクをかけるとどうしても Chlorite の量が多く出てしまいます。初心に帰って取り扱わざるを得なくなりました。いえ、手を抜きたかっただけで、基礎をおろそかにしてはいけないということを改めて教えられただけです。情けないのですが。The powder then is passed through the sieve again, and side loaded into an XRD holder against frosted glass by gently tapping the holder on a hard surface, being careful not to compress the sample's surface.
ただ、この文章の意味が分かりません。すりガラスを斜めに向けて、サイドから試料を流し、タップして余分なものを落とすのかと推察しました。が、 それでは表面がボコボコになりますし、配向が矯正されるとも思えません。なんのことかと悩んでいました。
調べてみると、下記の資料に出ていました。
Methods of Soil Analysis Part5
Chap.4 X-ray Diffraction Techniques for Soil Mineral Identification
なるほど、そういうことなんですね。
このようなホルダーは見たことがなかったので、分からないはずですよね。
名古屋市工業研究所のマニュアルにも、似たようなホルダーが出ています。
でも、これって試料水平設置型じゃないと、簡単に崩れますよね。どうしましょう。
一つクリアーすれば、また一つ問題が出てきました。縦型だと定量は無理なんでしょうか?
ちなみに、USGS から Tips 的なマニュアルが出ています。さすがですね。
A Laboratory Manual for X-Ray Powder Diffraction
http://pubs.usgs.gov/of/2001/of01-041/htmldocs/methods.htm
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