XRDに供する試料の前処理にミルを使いたいと思い、見積りを取りました。
バルクをかける場合に、安定的にデータを得たいのが目的です。
どうやら、ミルを使用すること、エタノールを使用することが、均一に混合したり、粒径をそろえたりすることの一番の近道のようです。基本をおろそかにしてはいけないということですね。
ところが、一律100万前後。簡単に買える値段ではありません。
調べてみると、福島県と鳥取県でミルを公開し、自由に使用できる施設がありました。蛍光X線やICPなども公開されています。こんな施設があったんですね。なにかと利用できそうです。
早速問い合わせてみました。(島根県にもありましたがまだ聞いていません)
http://www.fukushima-iri.jp/publicity/uploads/H2304iwaki.pdf
http://www.tiit.or.jp/index.php?view=3340
http://www.shimane-iit.jp/kiki/110301.htm
しかし、残念なことに両者ともカップが鉄でした。鉄を含む試料の場合、混染を防ぎたいのでタングステンカーバイトなどを使用したいのですが、両施設とも無いようです。
あきらめて手ですりつぶすしかないのでしょうか?
もう少し調べてみましょう。
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