2011年7月25日月曜日

落石調査

落石調査を行っています。

個人的に、落石源を地図にプロットするのは、測量屋さんの仕事だと思っています。それを危険度でスクリーニングするのが地質屋さんの仕事だと。
でも実際は、1:1000程度の地図に地質屋が山を歩きながら、落石源を探して位置を落としていくことが多いですね。責任重大です。

しかも、なぜか夏場や冬場に多い仕事ですね。なぜでしょう。夏はブッシュで見えませんし、冬は雪で見えません。今日も久しぶりに「藪漕ぎ」をしてきました。落石なんて見えるもんじゃありません。で、気がつくとハンマーを皮ケースごと持っていかれていました。前から少し傷付いていたのですが、まさか買って2年でちぎれるとは思ってもいませんでした。夏場の草木の生命力は半端なもんじゃありません。

こういう時にLPの改良版のような地形測定技術があれば良いのでしょうけど。解像度を10cm(10cm四方に1点)まで上げることができて、上空から植生の影響のない凹凸を把握できる技術です。既にあるのでしょうか?マシンパワーがかなり必要になるとは思いますが、近い将来、実現すれば良いですね。

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