2017年12月20日水曜日

深層崩壊把握の初動

大規模災害が発生すると、空撮が行われます。

地震や洪水では、被災箇所がある程度わかるでしょう。が、深層崩壊は分かりにくいと思います。それを把握するため対策が行われているところですが、ふと、次のように思いつきした。

深層崩壊が起こると瞬時に振動センサーが検知し、概略位置が特定されます。
その周辺を撮るように衛星に命令を送ると、およそ半日後の軌道で SAR データが得られます。
それを基に飛行計画を立案し、空撮+LP測量を行います。

ココまでが初動。
複数の技術を段階的に組み合わせることで、把握する精度を上げていく流れです。(場所の把握が目的であれば)SAR なら雲の有無に関係なくデータを取得できるので、深層崩壊には相性が良いでしょう。

個々の技術レベルは決して高くないので、国が主体になれば容易に実現できます。というか、数年前の発災時には個々に実施されていましたので、既に体制は整っているかもしれません。いえ、知恵のある方なら、さらに良い組み合わせを実現されているでしょう。
私も少し考えてみましょう。

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