地すべり学会に参加された方より、UAV による SfM の発表があったと聞きました。
123Dユーザーがクラウドでモデルを作成・投稿しあっている御時世に、単体作成を学会で発表というのは違和感ありますが、ま、そのようなものなのでしょう。
防災研さんが使われていたというソフトは、Agisoft PhotoScan。
http://www.agisoft.ru/products
座標をうまく認識するのか知りたかったのですが、有償のためで試せませんでした。ReCap や 123D に慣れていますので、思わず「高い!」と感じました。が、1000枚もの画像を扱える、座標系を設定できる、3D PDF に吐き出せるということですので、機能的には良いほうなのでしょう(それでも購入しようとは思いませんが)。
http://downloads.agisoft.ru/photoscan/sample04/sample04.pdf
以前読んだ研究報告に出ていた VisualSFM はフリーでした。
早速、ReCAP と同じデータで比較してみました。
http://ccwu.me/vsfm/
CUDA 版を DL し、解凍。80枚強の画像を読み込んで、マッチング、その後に粗いモデル化を行いました。CUDA の効果がどの程度だったかわかりませんが、6コア12スレッドフル活用で約10分程度。案外、早い。
次に密なモデルに再作成しようとしたのですが、別途「CMVS/PMVS」が必要とのことでした。リンク先から探してDL、実行すれば17分で出来上がりました。これも早い。
で、できた結果を見ると、
粗い。
残念。
ま、そのようなものなのでしょう。
恐るべし Autodesk。
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