八木地区が酷い様で、ニュースでよく映っています。
地形を見ましたが、過去に土石流の堆積した範囲にヒトが住み、今回被災したという印象です。1階が埋まっている映像を見ましたが、1度に3m堆積したとすると、数千年に1回の発生で、1.8万年で十分形成される地形ですね。
http://cyberjapandata.gsi.go.jp/3d/site/index.html?did=std&lat=34.488306347451996&lon=132.50146865844727&z=14&cpx=-37.725&cpy=-25.856&cpz=2.350&cux=-0.552&cuy=-0.380&cuz=0.742&ctx=0.000&cty=0.000&ctz=0.000&a=1.6
土石流危険渓流や急傾斜地崩壊危険箇所になっていましたが、土砂災害警戒区域・特別警戒区域には指定されていません。住民の同意が得られなかったのか、まさに指定をかけようとしていたのかわかりません。「県が指定していないので大丈夫だと思った」などと言われたら、どうなるのでしょう?15年前の教訓は生かされなかったようです。
http://www.sabo.pref.hiroshima.lg.jp/portal/top.aspx
ただ、指定をかけてハザードマップなどを配布していたとしても、今回はどうしようもなかったように思います。夜半から雨が強まり、3時ごろの発生では、例えハザードマップを持っていても役に立たなかったでしょう。日常の避難訓練を進めること、雨の発生予測を事前周知する方法を考えること、程度しか思い浮かびません。今後の課題だと思います。
いずれにしても、不明の方が早く見つかることを祈ります。
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