H24道路橋示方書・同解説が手元にやって来ました。
以前、社内の道示執筆者、委員の方主催の勉強会があり、変更のポイントを御教示頂きました。橋梁設計者だけではなく、多くの部署の方が参加していました。皆、関心があるのでしょう、質疑応答も活発でした。
基本的には10年間で多かった失敗や被災事例、東北地方太平洋沖地震などをカバーしようと、現状のスペックを増強・改変したようです。新しい章も設けられていました。こうやって色々付け加わっていくのでしょう。
調査に関する直接的な記載の変更点は少なかった(もともと少ない)のですが、設計に関わる記載を踏まえると、いくつか押さえておくべきポイントがありました。解釈に苦しむ点もあり委員の方に問い合わせたこともありましたが、結論として具体的な実施方針は大きく変わらないようです。
まあ、どのような問題があって改訂されたのかを念頭に置いておけば、調査漏れはある程度防げるでしょう。基準は背景を読むというのが重要なのでしょうね。
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