2012年5月22日火曜日

応答曲面法

応答曲面法という手法があるそうです。

ある現象を起こすための因子をいくつか選び、それらを変化させた場合の応答を計算しておく。結果をフィッティング関数(曲面)で表現しておき、必要な時にそこから答えを得るといったもののようです。

昨日、斜面崩壊に適用した例を聞きました。しかし、聞いただけではこの手法の長所が分かりませんでした。最初に浸透流をいくつも回して非定常の水位を計算されていましたが、それで安全率に関する応答を求めるのであれば、かなり手間です。最初に手間をかけて、後で計算を回さなくても安全率が分かるといった趣旨だと思うのですが、個人的には後で個別で回した方が手間が少ないように思います。浸透流や安全率の計算ができない、お客様用の手法かもしれません。

それで思い出したのが、海外の基準。どこに書いてあったか忘れましたが、盛土高によって目標安全率か、何か決められていたように思います。使うことはないと読み飛ばしていましたが、ちょっと調べてみましょう。

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