2018年3月6日火曜日

インプリビットとコア

ボーリング掘削に時間のかかる現場があり、インプリビットの種類による岩盤コア採取状況(品質と速度)の変化を探ってみました。

・マイカイさんのM1クラスで切れる岩を、J1よりさらに硬い岩用で切るとどうなるか?
結果:ちょっとボロになった個所もありますが、特に変わらず。早く切れるわけではないようです(ダイヤがまだしっかり出ていない?)。無駄遣いでした。

・ボトムタイプを通常タイプに変えるとどうなるか?(最初はオペさん、とても嫌がられていました)
結果:倍近く、早く切れた。コアもそれほど変わらず(亀裂が多くても流れないのは、掘削時に割っているのかもしれません)。流れないこと。早く切れることが分かり、その後はオペさんこればかり使用されてました。

今回の岩盤では、たまたまM1クラスの通常タイプが適していたようです。珍しいのかな?


一口にダイヤと呼びますが、各メーカーが様々なタイプ・硬さのビットを用意されています。こちらの会社「センシン」さんが硬さの一覧表を作られています。
http://senshin-bit.sub.jp/matrix01.html
このような中から、オペさんは経験で選んでいらっしゃいます。が、合致するのを見つけるのは大変ですよね。
それでも、試行錯誤しながら良いコアを上げようと尽力されています。ボトムを使わず、独自に穴をあけて調整しながら使われているオペさんもいらっしゃいます。そのこだわりには、脱帽です。

できれば、お客様にも何かの形で感じていただきたい、届けたいものです。


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