ボトムに限りませんが、水を絞ってコアリングすると、コア周囲に泥壁が張り付いたようになることが多くなりました。ポリマー材を使っても改善しません。
コア写真をとるには、それを洗い流す必要が出てくるのですが、最初は皆さん苦労していたようです。
私はコアを納める前に、軒樋の中でパックを破って洗っていました。しかし、それではコア箱に移す段階で崩れることが多い。せっかくきれいに採ってもらったのに、写真に撮る前に崩してしまうのはもったいない!ということで、コア箱の中で洗うようにしました。しかし、それでは水がたまってしまします。コア箱を濡らすと腐りも早くなります。
ある時、先輩がコア箱にドリルで孔をあけて排水していました。これは良い!とまねてみたものの、毎回あけるのは面倒。
しかし、他にコアを崩さず洗う手段がないため、孔をあけ続けていました。最近になって、「こんなにも不便に思っている人がいるのだから、穴空きコア箱があるはず」、と思って探してみると、ありました。昔からお世話になっている、マスダ商店さんです。しかも価格は変更なし。なぜ早く気付かなかったのか?
http://www.masuda-s.jp/?cn=100011
最近これを使いだしたのですが、便利。コア箱にビニールを敷いてコアを入れ、 パックを破り、水洗い。気持ち良いほど排水してくれます。現場で観察してから持ち帰り、孔の部分だけ重ならない様に積み重ねます。1日経てば大抵乾いていますね。
難点と言えば、洗ってから持ち帰りまでの時間が短いと、コア箱を積み重ねた際に、下のコア箱が汚れる点でしょうか?今のところ、観察が終わるまで時間がかかっていますので、大きな問題にはなっていませんが。
これ、昔からあったように思えます。私が知らなかっただけで。
もう少し使ってみて、腐り等の問題が出ないか見てみましょう。
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