2012年1月4日水曜日

空中写真の立体視

この休みに空中写真判読を復習しておこうと思い、図書館で2冊の本を借りていました。

2冊とも、空中写真と判読結果、解説が載っています。その内、私のレベルに合ったのは、次の1冊です。
大八木規夫「地すべり地形の判読法」近未来社
まだ最初の方しか読んでいませんが、このまま読み進めて気に入れば購入し、実際に手を動かして判読結果を比較しようと思っています。

空中写真は立体視できるように2枚配置されています。平行法です。
個人的に裸眼では交差法の方がやり易く、平行法は少し時間がかかります。
解説を読んで、写真を立体視で確認し、また解説を読んで・・・を繰り返すと、そのたびに立体視に時間がかかって先に進みません。

仕方ないので、簡易ビューアーを近くで販売していないかネットで探していると、老眼鏡を代用している方の記事が眼に止まりました。眼から少し離した老眼鏡を通し、ステレオ写真を見るのです。
半信半疑でしたが、早速、100円ショップに行きました。少し小さめで、+3.5の老眼鏡を購入。帰宅後に写真見てみました。

最初は駄目でしたが、10分ほどの試行錯誤でコツをつかみ、鼻の頭に載せた老眼鏡からすぐに立体視できるようになりました。上下に動かしても立体視は崩れません。試しに老眼鏡なしでも見てみましたが、やはり時間がかかります。これは、なかなか良いアイテムです。
私の場合、右目の視力が極端に悪いので、老眼鏡を手で持って写真に近付けた方が見やすいのですが、それだと視野が狭くなります。右目の画像がぼやけても立体視できれば綺麗な像(左目は普通に見えます)になりますし、鼻の頭に載せた方が視野も広く、両手も空きます。解説を読みながら確認するにはこれが良いですね。


ちなみに、YouTubeは3D対応済みですし、それらのソースをを表示するための3次元ディスプレーも販売されています。中には裸眼で見るために工夫されたディスプレーもあります。
今後は空中写真も大きなディスプレーで表示し、それを裸眼で見ながら直接判読し、ソフト上で書き込んで行くようになるんでしょうね。

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