2011年2月12日土曜日

Ordinary krigingによるPoint Estimationの手順

オーム社より「地球統計学とクリギング法」という本が平成22年11月に出ていました。私が知る限り、日本語の参考書は3冊目です。RにgeoRを組み込めば使えるそうです。3冊の中では一番詳しく書かれているように思います。
ただ、好みもあるでしょうが、私は海外の図書のほうがわかりやすいと思いました。

以下、「An Introduction to Applied Geostatistics」より備忘録

基本式
C∙w=D

  1. VarigramモデルもしくはCovariance Functionの作成。以下は、後者C(h)を利用した場合。
  2. Distance Tableの作成・・・推定ポイントおよび既存データ間の距離をmatrix表示する。p294
  3. 1,2よりC Matrixの作成・・・既存データ間の距離よりC(h)を計算。Error Varianceを求めるために(Lagrange Parameter)最後に1行、1列「1」を付ける
  4. 1,2よりD Matrixの作成・・・推定ポイントと既存データの距離よりC(h)を計算
  5. 3よりCのinverse(C-1)作成
  6. w=C-1・Dよりw Matrix作成・・・重みが算出される
  7. ・・・Σ(w×既存データの値)より、推定ポイントの値を求める。
  8. ・・・推定ポイントのMinimized Estimation Variance を求める。


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