「Chemical Equilibria in Soils」には名前の通り、たくさんの平衡定数(図)が掲載されています。
発行は1979年で、かなり古い本です。今の化学計算は、このような過去の多くの研究者の努力によって成り立っていることを痛感します。私の仕事は未来に受け継がれるものはないですが、ひとつでも残さないといけないという気持ちになりました。
備忘録です。
よく出てくる化学特性の関係式です。いろんな資料に載っていますが、1箇所にまとめておきましょう。経験式、理論式、定義があります。
Ionic Strength (濃度ベース)- 電気伝導度(millimhos cm^-1 at 25℃)
\begin{align*}\mu =0.013EC\end{align*}
標準自由エネルギー-標準エンタルピー-標準エントロピー
\begin{align*}\Delta G_{r}^{o}=\Delta H_{r}^{o}-T\Delta S_{r}^{o}\end{align*}
平衡定数(activityベース)-自由エネルギー
\begin{align*}\log K^{o}=-\frac{\Delta G_{r}^{o}}{1.364}\end{align*}
標準酸化還元電位-平衡定数(activityベース)
oxidized + ne- ←→ reduced
\begin{align*}E^{o}(millivolts)=-\frac{59.2}{n}\log K^{o}\end{align*}
酸化還元電位( Half Cell )-pe
\begin{align*}Eh(millivolts)=\frac{2.303RT}{F}pe=59.2pe\end{align*}
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