文献を読み返していたところ、理想的には限界せん断ひずみ直接的に評価するほうが良いようですね。http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00037/493/493-122072.pdf
しかし、管理基準値を決める場合には限界ひずみを使っている例が多いようです。
トンネル関連の資料・基準で、気になっていた箇所を整理しています。
備忘録もかねて整理しましょう。
限界ひずみ・限界せん断ひずみ・管理基準値
鹿島建設土木設計本部「トンネル (新・土木設計の要点)」鹿島出版会、2003.7 p45、46
限界ひずみから管理基準値を設定した例
土木学会「トンネルにおける調査・計測の評価と利用」1987 p237、238
大成建設土木本部土木設計部「トンネルの設計 (考え方と設計がよくわかる実務シリーズ) 」山海堂 p100-103
限界せん断ひずみ=限界ひずみ×(1+ν)
櫻井ほかhttp://library.jsce.or.jp/jsce/open/00037/493/493-122072.pdf
限界せん断ひずみと解析ケースの比較(鏡ボルトの必要性)
大成建設土木本部土木設計部「トンネルの設計 (考え方と設計がよくわかる実務シリーズ) 」山海堂 p100-103、137ー140
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2014.4.27追記
管理レベルI :管理レベルIIIの30~50%程度
管理レベルII :管理レベルIIIの60~80%程度
管理レベルIII:近接構造物の許容値に安全率を見込んだ値
鉄道建設・運輸施設整備支援機構「山岳トンネル設計・施工標準・同解説」p257-297, 2008
紹介:土木学会「実務者のための山岳トンネルにおける地表面沈下の予測評価と合理的対策工の選定(トンネル・ライブラリー24号)」p201
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