掘削時に発生する壁面での接線方向ひずみはλ=1、支保内圧=0、σ=2Pv=quと仮定すると以下の通りとなる。
u/r=(1+ν)qu/E
(孔内水平載荷試験と同じですね)
一軸圧縮試験でのピーク強度時のひずみは0.2~0.3%以上であり、これ以下であれば弾性変形領域内である。これを内空変位量に換算すると、10m×(0.2~0.3%)=10000mm×0.002~0.003=20~30mmとなる。亀裂などの影響を除くと、素掘りでも掘削面の自立が可能。
NEXCO「設計要領第三集トンネル偏」2009.7,p60
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