盛土の沈下解析などで解析の下方領域を意識した調査をしていないため、上層の変形係数を下方全体に当てはめ、変形が出すぎてしまうといった例をよく耳にします。地質屋サンも解析についてよく勉強し、「掘り足らず」といった状況は避けたいものです。
下方領域3~4D、側方領域4~5D
日本道路公団試験研究「トンネルの標準設計に関する研究報告書-数値解析と施工実績の分析-」1986
日本道路公団試験研究「技術資料 都市部NATMトンネル解析的設計の手引き」2002
紹介:土木学会「山岳トンネルにおける模型実験と数値解析の実務 (トンネル・ライブラリー16号) 」p160
下方領域2~3D
鉄道建設・運輸省整備機構「NATM設計施工指針」1996
紹介:土木学会「山岳トンネルにおける模型実験と数値解析の実務 (トンネル・ライブラリー16号) 」p160
下方領域最低1D
土木学会「山岳トンネルにおける模型実験と数値解析の実務 (トンネル・ライブラリー16号) 」p160
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2014.4.20追記
下方領域1D程度:リバウンド対策(地表面沈下の評価、トンネル・ライブラリー16号の補足)
土木学会「実務者のための山岳トンネルにおける地表面沈下の予想評価と合理的対策の選定(トンネル・ライブラリー24号)」p132~133、146~147、180~181
下方の境界条件→水平ローラー
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