トンネルの管理基準値には、限界せん断ひずみを用いるのが良いのか、限界ひずみを用いるのが良いのかどちらでしょう?このような疑問を解決してくれる論文を探しています。硬岩系は前者、軟岩系は後者といったところでしょうか?いえ、まったく根拠はないんですけど。
硬岩系の変位観測では、亀裂や弱面でガツンと動いてしまうので、軽く限界ひずみを超えてしまう場合があります。あわてて空洞背後の地質モデルを組み立ててFEMで計算してやれば、その変位さえも再現できるのですが、多くの場合はこのような後付の解析となります。そこで再度管理基準値を設定しなおす事もあるのですが解析や限界ひずみで設定する管理基準値にどのような意味があるのか?ということも考えなければならないでしょう。
ところで、限界せん断ひずみを求める式は、最初に発表された文献では1+νを限界ひずみに掛けることになっていますが、時々、1-νを掛けている資料を見ます。E、G、νの相互関係の導出を考慮すれば、もとの文献が正しいと思いますが、今日、下記サイトでも、後者を採用した資料を見つけました。
http://www.jaea.go.jp/04/be/docu/tru/konkyo/3-05.pdf
早速質問です。早く返事が帰ってこないかな。
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