先日測ってきた岩盤露頭や河川水の比抵抗値を整理していました。
使用した機械は OYO さんの HandyViewer miniOHM Model-2121 です。15年前の機械。古いので内部電池は切れています。また、現場で計測していると、接触が悪いのか時々電源が落ちます。
帰ってから分解して振動を与えてみると、どうもコネクタ類ではなく、液晶周りか電池ボックス。電池ボックスを見ると、端子の一部が押し出されておらず、電池にスキができる状態。これが原因でした。端子をハンダで盛り付けし、スキをなくすことで解消しました。
一部は押し出されていたので、この端子、不良品ですね。15年間、使われた方はおかしいと思われなかったのでしょうか?
次に、結果を読み込もうとしましたが、整理ソフトがありません。15年間、誰も整理しようとしなかったようです。ま、比抵抗値さえ読めれば良いので、問題はなかったのかもしれません。
今回は数ヶ月前に SEISMOGRAPH Model-1816 のデータ整理用EXCELブックを作っていましたので、それを流用することにしました。データ形式は似たようなものなので、読み込み部分はすぐに加工できました。
が、読み込んだ結果を見ると、電流・電位ともに波形の値とヘッダーの値があっていません。波形からの算出法はマニュにも書かれていません。仕方ないのでOYOさんに聞くことに。
帰ってきた答え、マニュにまったく書かれていない演算内容でした。
その演算内容を取り込むと、確かにヘッダーの値になります(丸め誤差で微妙に違う場合もあります)。マニュアルとして、値として微妙ですが、ま、良しとしましょう。
整理用BookをUPしました。コチラ↓
https://sites.google.com/site/geochemist001/resources/handyviewer_mo
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