2011年5月25日水曜日

RICH-PHREEQ

文献を取り寄せて読んでいますと、RICH-PHREEQ なるものが。
Implementation of variably saturated flow into PHREEQC for the simulation of biogeochemical reactions in the vadose zone

abst. と intro. を読みますと、VBScript で PHREEQC の input ファイルを作り、 USER_PRINTの BASIC で1次元飽和・不飽和輸送をやってしまおうというもの。 USER_PRINT でそんなことができるんですね。結果を書き出すだけのはずですが、どうやっているんでしょう?理解できてません。 Visualization は MATLAB も使うようです。m ファイルの中身をみると、 SELECTED_OUTPUT で書き出したファイルを読み込んでいるようです。

文献の中で HP1 のUpstream Weighting FE と、RICH-PHREEQ の total-variation-diminishing (TVD)で移流成分のなまりを比較しているようですが、後者のほうが良い結果が出ています。TVD、知りません。調べてみましょう。

VBScriptの内容を見たところ、HP1のほうが使い勝手が良さそうです。出番は無いかも知れませんが、上記のような利点もあります。流れは COMSOL+MATLAB に続くようですから、文献を最後まで読んで、BASICの内容を見て、理解しましょう。


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