2011年5月20日金曜日

IPhreeqc

PHREEQC 2.18と同時に公開された IPhreeqc、いいですね。
http://wwwbrr.cr.usgs.gov/projects/GWC_coupled/phreeqc/

C、C++、Fortranやなどで利用できるよう、モジュールとして配布されています。

COMモジュールをインストールし、EXCEL2007のVBAで試しましたが、動きますね。びっくりです。ただ、EXCELではメリットないですけどね。MATLAB + COMSOL Multiphysics で3Dの飽和・不飽和移流分散と組み合わせた例があるようですので、文献を取り寄せてみましょう。

Fortran で利用できるため、理屈では Dtransu に組み込むことができます。アイデアはありますが、組んでくれるプログラマー、いないでしょうか。

しかし、USGSはすごいですね。こんなパワフルなコードを、多くの言語で使えるようにモジュール化して、しかも無償で公開しているのですから。お金の流れはどういう仕組みなんでしょう。
日本も見習ってほしいものです。

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