2011年4月7日木曜日

すべり面のサーフェス

Civil3D+GEORAMAで、すべり面のサーフェスを作成しています。

今回は、測量、設計技術者が共にAutoCADを使用しているため、Civil3D+GEORAMAを使用しています。MVSで水平ボーリングを扱う手法を知らなかったのもあります。どうやるんでしょう?

GEORAMAでのサーフェス推定はかなり癖があるので、慣れるまでは一苦労です。SurferやMVSのように、どんな条件でも、なめらかな面を作ってくれるような楽なアプリではありません。
反面、与条件の間違っているところが推定結果より読み取れる場合もあります。地すべりの場合はブロック設定の甘いところでおかしな結果になるようです。地形の精度にもよるのでしょう。

また、CADで一貫して作業していますので、一度サーフェスを作ってしまえば、あとはどの方向であろうと、何面であろうと、自由に断面を切ってすぐに設計者に渡せるところが長所でしょう。全断面の整合性に気を遣わなくて済みますし、修正も簡単です。

あと、64bitになってから、圧倒的に落ちなくなりました。前が不安定過ぎたのもあるでしょうが、良い兆候です。あとはスピードアップですね。


余談ですが、作業中、図面単位のおかしいことに気付きました。いえ、印刷設定した時点で何かおかしいなあ?と感じていたのですが、断面ビューを表示させて詳細が理解できました。

メートルではなく、フィート設定の図面でした。

大手設計コンサルから頂いたDWG図面であり、小技満載でしたので慣れた方が作られたのだろうとすっかり油断していました。もう後戻りできません。このような解決法もあるようですが、頭の中で「これはメートルだ!」と思えば実害はないため、フィート設定のまま進むことにしました。
今後は間違えないでしょう。


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