Plateau のデータを WebGIS に載せるところまでは確認していましたが、それ以降、触っていませんでした。
少し面倒だったのであらためて手順を整理しておきたいと思っていたところ、社内でも同様の考えを持った方と遭遇。これを機に、整理してみました。
まずは Infraworks 等での利用。
fbx が配布されている場合は、迷わずそちらを選びましょう。
問題は、CityGMLしか配布されていない場合。以下の3手が必要です。
GML⇒
①GML内のアドレスを置換
②citygml-tools で直角平面に投影変換。
③FMEフリー版でIMXへ変換(axis=2,1,3)
⇒Infraworks
1)GML内のアドレス置換
3D都市モデルのデータ変換マニュアル
https://github.com/Project-PLATEAU/Data-Conversion-Manual-for-3D-City-Model
ただし、i-UR1.4は2021年9月にi-UR1.5に改定されました。これに伴い、URLが変更されました。そのため、本ソフトウェアの利用にあたり、3D都市モデル(CityGML形式)及びソフトウェアに記述された旧URLを新しいURLに更新する必要があります。具体的には以下の手順に従い、更新してください。
これは置換のみです。大量の GML データに対しては Python で処理しました。これを飛ばすと3)でエラーを吐きます。
2)citygml-tools で直角平面に投影変換
日本のデータの変換について
https://github.com/tokyo-digitaltwin/citygml-tools
現在、CityJSON-Tools が利用する空間参照系ライブラリでは、3D空間参照系間の参照系変換のための十分な環境整備ができていません。そのため、空間参照系の変換を行う際は、該当する2D空間参照系を利用して変換を行います。高さ方向は一般的に変換による差が小さいため、実用上変換は不要であるとして、垂直方向では元となるデータの値を変換後もそのまま利用します。以下で具体的なコマンドを上げて、変換方法を説明します。
投影変換にcitygml-tools を利用します。Javaの実行環境(JDKのインストール)が必要です。コマンドプロンプトから以下のコマンドを打つだけで変換してくれます。マニュアル通りにXYを入れ替えてもOK。
citygml-tools reproject --source-crs=6668 --target-crs=6677 --lenient-transform *.gml
※6677はEPSGコード。東京⇒JGD2011-9系⇒EPSG:6677
3)FMEフリー版
CityGML Importer for Autodesk
https://www.safe.com/citygml-importer/
あとは Infraworks に取り込むだけ、ですが時間がかかります。
それは追々。
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