https://oss.deltares.nl/web/delft3d
日本では、港湾関係で利用されている例がありました。どうも、波の影響を含めた浜?の形成や河口付近の河床変動計算がこのソフトの主目的のようです。なお、RIC の Ver.2ではソルバーとして含まれていたようですが、現行の Ver.3 では見当たりませんでした。
マニュアルVer.3.15 は690ページ。HEC-RAS より薄いのですが、欲しい記述を探すのが大変です。
まずは流体。NS 方程式がベースです(運動量方程式9.7)。連続の式(式9.3)もそうなのですが、球の座標系?のため複雑に見えます。
掃流砂・浮遊砂の区分も取り扱っています。掃流砂量式には芦田-道上が含まれていました(表11.1、式11.183)。
浮遊砂は移流分散方程式で解いています(式11.1)。濃度扱いですね。
あとは河床形状の計算式だけなのですが、これを探せませんでした。
どこに書いてあるのでしょう?これを扱うプロが周りにいないので聞けません。
コチラの文献には見慣れた形の式がありました(式2.35)。これが採用されていることを期待したのですが。3章でも説明されていないということは私のなにか大きな勘違いなのでしょうか?
うーん、ひとまず置いて進めることにしましょう。
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