2016年1月10日日曜日

Hyper KANAKO と Civl3D

年末のテコ入れで、それなりに動く様になった Hyper KANAKO。
後輩が頑張って計算をかけているのですが、まだ不具合が出ている様です。

計算・書き出し・ファイル容量を軽くするため、一次元領域を 50 mピッチに変更していたのですが、それでは結果の断面表示に問題の生じることがわかりました。ま、計算値はテキストで書き出されていますから、なんとかなるでしょう。

天然ダムの縦断方向の延長は入力できませんので、一次元のピッチに合わせて複数の入力になります。案外、その方が利点もありました。天然ダムの横断幅と高さを個々に反映できるのです。
KANAKO での天然ダム位置入力は GIS 上でのマウス指定ですので、複数の横断箇所を一定ピッチで入力するのは困難です。Civil3D で縦横断を切り、帯の値などを EXCEL に手入力したほうが容易です。

幸い、KANAKO では流路が SHP ファイルになっていますので、それを Civil3D で読めば、線形に指定できます。(と思ったのですが、あまり綺麗な形状で読めなかったので、ArcGIS 経由で Polyline 化し、読みました。)

崩壊前地形、崩壊後地形、線形を利用し、Civil3D で縦横断を作成。それを後輩に返し、KANAKO に反映させ、計算!
うまくいったようです。

KANAKO の次 Ver. 公開が、今月上旬というアナウンスでした。制限や不具合が取れていることに期待しましょう。


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