Civil3D 2015 で縦断ビューの地形にズレの生じる現象が発生しました。
測点位置で確認すると、地形に2m程度のずれが生じます。
これについて先々週よりサポートとやり取りしていたのですが、結局、原因は特定できず。可能性の一つとして、「オブジェクトから線形を作成」の手順に問題があるということのようです。
測量屋さんや道路屋さんから平面線形の入った図面を頂いた場合、中心線が測点毎で切られたポリライン等で描かれている場合が多々あります。これを利用して「オブジェクトから線形を作成」すると、ズレの発生する可能性があるとのこと。不要な変化点が作成されてしまうためだそうです。
不要な変化点が作成されていても縦断ビューでズレの発生する仕様にはなっていないそうですが、今回はそれが原因でズレの発生した可能性があるとの見解でした。
もともと、20mピッチ等の要素を拾って「オブジェクトから線形を作成」機能を使うのは想定外 = レアケース といったロジック?で、原因調査は実施しない、という結論だそうです。Autodesk さんらしいですね(やはり、以前の Infraworks のサポート担当さんが優秀だったのでしょう)。
当面の対策としては、想定内のつくり方(この場合は直線上や円弧上の頂点を削除してから「「オブジェクトから線形を作成」)で作ってほしいとのこと。大丈夫でしょうか、Autodesk さん。
個人的な感想ですが、日本の土木設計に関わる箇所の信頼性やサポートの質は、やはり日本製に分があるように感じます。ターゲットが世界か日本かの違いでしょうね。機能はまだ Civil3D 優勢と感じていますが、そのうち追いつくかもしれません。期待しましょう。
うーん。今まで中心線形 xml を頂けない場合は、この作り方を多用していましたので困りました。過去の図面、チェックしなくてはなりません。
これからどうしましょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿