2011年1月22日土曜日

浸透流解析にはまる2

昨日の続きです。

いろいろ試行していたところ、不飽和浸透特性が効いてしまいました。浸透流では鉄板ですから気をつけていたつもりですが・・・。これって、いつも思うんですが、解析結果にかなり効きますよね。現場でせっかく測定しても、そのまま使えることは少ないように思います。

また、未調査の箇所に粘性土の高まりを作れば結果は合ってきました。こういった地質分布の調整を解析時にしないですむよう、地質屋サンが水位コンターを見て、どこにどんな透水係数を有する地質が分布するのか予測し、必要な箇所で必要な種類の調査を実施しないといけません。

3次元の浸透流解析や移流分散解析は、地質屋さんの出した結果でほぼ答えが決まります。逆に言えば、こういった地下水問題は地質屋さんの仕事といえるでしょう。今後もスキルアップを図りましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿