既定のルートに沿って移動してくれると、バスツアーやロープウェイに乗って観光しているようで楽です。が、後々、必要箇所を違ったアングルで見たい、別の場所を見たいといったような要望がお客様側で出てきた場合、ルートを固定したデータをお渡ししていると、お客様側で対応できません。
VR 用のコントローラーやゲームパッドで操作できるのなら BEST なのですが、InfraWorks 2018 は対応していません。HMD を装着していると、マウス操作もできません。その代わり、Oculus Rift モードでは、以下のキー操作に対応しています。
https://knowledge.autodesk.com/ja/support/infraworks/learn-explore/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/Oculus-Rift-and-Infraworks-360.html
HMD を装着中にキーボードを操作することは実質できません。なぜキー操作を選択されたのかは疑問です。が、このキーをゲームパッドに割り当てることで、操作可能になります。
物は試しに手元にあった PS3 の Sixaxis をつなぎ、ユーティリティーで上記のキーとホイールの動作を割り当て、InfraWorks を動かしてみました。
結果、
操作軽減のために始めた VR でしたが、操作が複雑に戻ってしまいました。お客様には難しいでしょうね。
個人的には簡単な部類だと感じましたのでデフォにします。やはり、VR 内で自由に動け、拡大縮小ができるのは効果的でしょう。
(ちなみに、マウス動作を割り当ててもみましたが、こちらは失敗。ポインタが画面の外に出てしまうと動きが止まるのですが、HMD 装着中はポインタの位置をつかめません。)
ま、操作性の問題もありますので、現状では「モデル内のツアーを楽しんでいただきながら、認識を共有する」あたりが InfraWorks による VR の着地点になるでしょう。
https://knowledge.autodesk.com/ja/support/infraworks/learn-explore/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/Oculus-Rift-and-Infraworks-360.html
Key | Action |
---|---|
w - a - s - d | Move forwards - left - backwards - right |
b or SPACE | Jump to the next available bookmark (if any available) |
n | Enable/disable stereoscopic projection (stereo-mode) |
v | Start/stop playing storyboard (play again from beginning) |
Shift + v | Start/pause playing storyboard (continue playing at last position) |
r | Re-center view (re-orientate camera position to HMD orientation) |
g | Align head with gravity |
Shift + g | Align head with vehicle |
HMD を装着中にキーボードを操作することは実質できません。なぜキー操作を選択されたのかは疑問です。が、このキーをゲームパッドに割り当てることで、操作可能になります。
物は試しに手元にあった PS3 の Sixaxis をつなぎ、ユーティリティーで上記のキーとホイールの動作を割り当て、InfraWorks を動かしてみました。
結果、
操作軽減のために始めた VR でしたが、操作が複雑に戻ってしまいました。お客様には難しいでしょうね。
個人的には簡単な部類だと感じましたのでデフォにします。やはり、VR 内で自由に動け、拡大縮小ができるのは効果的でしょう。
(ちなみに、マウス動作を割り当ててもみましたが、こちらは失敗。ポインタが画面の外に出てしまうと動きが止まるのですが、HMD 装着中はポインタの位置をつかめません。)
ま、操作性の問題もありますので、現状では「モデル内のツアーを楽しんでいただきながら、認識を共有する」あたりが InfraWorks による VR の着地点になるでしょう。
建築分野では既に VR 環境が整っています。ハウスメーカーでも VR 展示場(HMD装着型~WebGLまで様々)が使われています。メーカー側では VR は重要な営業ツールでしょうし、購入者側でも建築前の体感は良い判断材料になると思われます。
InfraWorks でも、いずれ自由に動けるような VR コンテンツに対応せざるを得なくなるでしょう(それまでは Max や Revit 経由で VR 用コントローラーに対応したソフトにデータを流し、VR コンテンツとして提供する方法も考えられますね。Win 10 ではすでに MR ですので、達成時にはさらなる進化を求められるかもしれません)。
フォーラムエイトさんや福井コンピュータさんも Oculus Rift や htc VIVE に対応した製品を宣伝されています。これらを使用すれば、もう少し日本に馴染んだコンテンツも作成できるでしょう(地下を綺麗に見せられるかどうかは不明ですが)。
いずれにしても、VR の利用は既に始まったイノベーションの一つになりそうです。
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