2018年1月5日金曜日

Contour Line & Label (InfraWorks 2018)

簡単な可視化の依頼がありました。

地下と地上のミックスですが、関心は後者です。
点群データで地上を表現し省力化、という方針は良いのですが、これで EVS は使えなくなりました。XYZRGB の読み込ませ方を知りませんし、たとえ読み込む方法があっても、おそらく数百万点のデータには耐えられないでしょう。
で、InfraWorks。EVS に比べ機能は劣りますが、今回はサーフェス1枚なので、なんとか可視化に耐え得るでしょう。

まずは Civil3D から LandXML 出力。それをInfraWorks で取り込んでみました。が、曲面の境界外側に不要な面ができてしまいます。Infraworks上では直す方法もなさそうですので、DEM を出力・取り込みに変更。表示してみると、今度は境界がガタガタ。そうでした。忘れていました。
で、IMX。これで綺麗に取りこめました。

サーフェス1枚だと見た目が少し寂しいので、コンターを付けることに。
InfraWorks でコンターを表示する方法は2つあるようですね。1つは区画等で表現。もう一つは tiff でドレープ。
https://knowledge.autodesk.com/support/infraworks/learn-explore/caas/video/youtube/watch-v-D6VLas3BfzU.html
https://knowledge.autodesk.com/de/support/infrastructure-design-suite/learn-explore/caas/simplecontent/content/workflow-how-to-show-terrain-contour-lines-infraworks-360.html

急崖ではドレープで対応できないでしょうと、今回は前者を試してみました。
が、イマイチ。コンターラインの色を変えられませんし、区画の枠も非表示にできません。しかも、InfraWorks を終了し再度立ち上げると、コンターが非表示に戻ります。毎回表示し直さないといけないようですね。ま、新機能のようですので仕方ないでしょう。


InfraWorks では標高ラベルを表示する機能がないこともわかり、早々に別の方法へ。

↓コチラの手順で作ったEVS サーフェスにコンター&ラベルを表示。
https://phreeqc.blogspot.jp/2015/01/civil3d2014-mvs.html
それをshpファイルに書き出し。


書き出した shp を InfraWorks にてパイプラインで取り込めば、この通り。どことなくかわいいけど、太い。なんだか、マインクラフトを彷彿させます。


太さと色の変更はコチラ。
こうなります。

先ほどよりは、良い感じに仕上がりました。
急崖では鉛直に、緩い勾配には水平に近いように回転させてラベリングしたいのですが、Autodesk 製品にはその発想がないようです。なので EVS による変換作業が一手増えます。ま、サーフェス1枚なら問題ないでしょう。

ん、標高はあっていますが、XYが少しずれていますね。何がいけなかったかな?

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