2014年4月3日木曜日

メサとビュート

先日、香川県の屋島に行きました。

昔、一目見たときから変な地形だと気にしつつ、今まで訪れたことはありませんでした

地理院地図3DのHPでも、おすすめの場所として紹介されています。

■その他の地形
┣ メサ
http://cyberjapandata.gsi.go.jp/3d/gallery2/index.html


wikiより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%B5
メサ (mesa) は、差別侵食によって形成されたテーブル状の台地のことで卓状台地と呼ばれている。さらに浸食が進み孤立丘となったものはビュート (butte) と呼ばれる。
南嶺から北嶺を見ると、このような感じです。



地学を始めた頃でしょうか、習いましたね。メサだそうです。英語だとメイサに聞こえます。スペイン語で「テーブル」を意味するのは知りませんでした。
鈴木隆介「建設技術者のための地形図読図入門」では、集団移動地形の章で紹介されています。下部の崖錐斜面に着目して解説されていますが、よくわかりますね。


東を望むと、五剣山があります。ビュートでしょうか?これも近づきたくなる面白い地形です。
讃岐富士はビュートでOK(上記の本でもビュートとして紹介されています)。こちらも地理院から紹介されています。3Dで見ると綺麗ですね。

■その他の地形
┣ ビュート
http://cyberjapandata.gsi.go.jp/3d/gallery2/index.html


屋島の場合(讃岐富士もそうですが)、白亜紀の花崗岩の上に、中新世の安山岩(溶岩?火砕岩?)が載っているようです。以前より香川大の長谷川先生が講演されていることは聞いていましたが、じっくり読んだことはありませんでした。高松市より、詳細な内容が公開されています。
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/file/20736_L87_2-1.pdf

百聞は一見に如かず、一度見ておけば忘れないでしょう。



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