トンネル・ライブラリー24号に、その話も書かれていました。要点をまとめると、以下のようなことでしょう。
- 3次元の地山特性曲線を2次元平面ひずみ場で応力解法率として厳密に表現することは困難。そのため、着目点(先行変位か最終変位か、地表面沈下か天端沈下か)に応じて応力解法率を設定する必要あり。
- 3次元に一致する結果が得られる応力解法率は、掘削工程や物性値、土被りなど様々な影響を受ける。そのため、二次元解析は「目安」を得る手段であることに留意する必要あり。
ところで、「カイホウ」という漢字は、「解放」「開放」のどちらが正しいのでしょうか?
応力なら解放率でしょうし、掘削なら開放率で良いと思いますが、どうなのでしょうね?
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