離島での調査をしていました。
今回は山の調査なのですが、なぜか海成粘土のような盛土が出現。海の粘土を締固めて盛るというのは聞いたこともなく、しかし、山の粘土でもなさそう。
迷っていたので研究職に相談したところ、「分析よりも、残渣を見ろ」とのこと。
確かに。コア観察をサボってはいけません。
で、蒸発皿を現場に持っていき、コアを取って水洗い。ルーペで観察を続けましたが、貝殻片や黄鉄鉱は入っていません。結論から言うと、海のものではなく、淡水のもの。
しかし、どこから、どのように堆積した粘土を持ってきたのでしょうか?結局、そこまではわかりませんでした。
常日頃、1m下の地盤や岩盤に振り回されているレベルです。まだまだです。
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