Optical Flow による地表面変位のベクトル表示ですが、LPデータを先輩からお借りし、試してみました。
いえ、正確には試そうとしましたが、無理でした。
移動前が10mメッシュ、移動後が1mのグリッドデータですと、見た目が全く異なります。そうなると、Optical Flow では対応できません。10mの解像度に合わせても無意味です(移動量にもよりますが)。
手を動かしてようやく気付いたのですが(遅い!)、この手法は実務での適用性が狭そうです。地すべりに対し2回LPを撮るような現場は少ないでしょうし、崩壊には適用できません。
ただ、画像として表現できれば、写真であれ数値であれ、材料を選ばず比較できます。当然、動画も問題ありません。泥流の流速を自動取得したいとか、動画に映っている落石の個数を取得するとかといった利用の方が向いているかもしれません。
技術的にはレベルが低いですから、何ができるかはアイデア次第ですね。
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