2020年10月31日土曜日

SPH 基本1:補間式

汎用スカラー関数fのSPH補間式(連続・離散レベルの両方) 𝑓: ℝ3→ℝ

SPH法では、f(x)はx近傍の領域Ωにおける積分として記載される。
位置 x での物理量f(x)はディラックのデルタ関数を使うと、

\begin{align*}
f({x})=\iiint_{\mathrm{\Omega}}{f(\mathbf{x}\prime)\delta(\left|{x}-{x}\prime\right|)dV}\end{align*}

h→0 でW(x,h)→δ(x) となるような関数を使って近似すると、
\begin{align*}
\langle{f({x})}\rangle=\iiint_{\mathrm{\Omega}}{f(\mathbf{x}\prime)W(\left|{x}-{x}\prime\right|,h)dV}\end{align*}

これを離散化すると、
\begin{align*}
\langle{f({x_i})}\rangle=\sum_j{f(\mathbf{x_j})W(\left|{x_i}-{x_j}\right|,h)V_j}\end{align*}

これは、中心点xiの物理量を周辺の離散点xjの物理量に重みを乗じて合計した値とみなせる。


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