2020年11月1日日曜日

SPH 基本2:カーネル

 カーネル関数の基本的な性質

  • 正規化:影響域で積分すると1になる。
  • compact support:影響域が有限。区間の端では関数値が0になる。
  • 非負性:kernel は定義域内では非負である。
  • 単調減少性:中心から離れるに従って単調に減少する。(近接している粒子ほど強く影響しあう)。
  • Dirac のδ関数への収束性:smoothing lengthが0となる極限で Kernel が関数 f(x) 自体に一致。
  • 偶関数:中心に対し点対称
  • 平滑性:kernel とその微分が連続かつ滑らかな関数形状を有する。(計算が安定) 
後藤仁志「粒子法 連続体・混相流・粒状体のための計算科学」より

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