微動計内では、これらのフィルターをいつ適用しているのか?
キーワードはアンチエイリアシング、オーバーサンプリング、デシメーション。
メーカーさんに伺うと、製品内の処理手順は以下の旭化成エレクトロニクスさんの解説と同じ手順でした。
https://www.akm.com/jp/ja/technology/technical-tutorial/basic-knowledge-adc/oversampling-advantage-1/
https://www.akm.com/jp/ja/technology/technical-tutorial/basic-knowledge-adc/oversampling-advantage-2/
オーバーサンプリングしておけば、測定対象の周波数帯に含まれるエイリアシングの影響を小さくすることができる。
その後、測定対象よりも高い周波数帯を、再度、デジタルフィルタ(LPF)でカット・デシメーションすればOK。
https://www.toyo.co.jp/mecha/casestudy/detail/id=12894
実際、複数の微動計でサンプリング周波数を変え、同じ衝撃をはかると異なる波形が得られます。低周波数に抑えて不思議な結果に悩むなら、最初から高周波にして物事を単純化しておくべきなのでしょうね。特に私のような入門者にとっては。
どちらかというと、安価で安定したセンサーを作る目的で発達した技術のようです。
これ以上は踏み込みませんが、奥が深そうな世界です。
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