「地すべり監視のためのSAR干渉画像判読マニュアル」について書き残して既に6年が経過しようとしています。
https://phreeqc.blogspot.jp/2011/10/sar.html
その後、大きな地すべりや地震災害については干渉画像が作成され、公開されてきました。現在、その結果はタイル化・配信されています。
残念ながら、実務では浸透していないようです。衛星データですのでスケールの問題が大きいと思うのですが、画像の種類や精度について調べたわけではないので、正確なことはわかりません。地すべりや深層崩壊では GB-SAR や航空機 SAR の使用例が報告されていますので、今後普及するかもしれませんね。手法については理解しておきたいところです。
web 上では SAR の処理ソフトについて複数の情報が得られます。
その中の一つを使って 干渉画像を作成してみたのですが、操作自体は以外に簡単でした。が、何の処理をしているのかわかっていない箇所が若干ありました。いけませんね。
地形測量や変動量把握に関して LP、UAVと続いたイノベーションが、今後、SAR に進むかもしれません。それほど難しい理屈・手順ではなさそうですので、今のうちに理解し、備えておきましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿