2017年9月16日土曜日

異なる座標系の重ね合わせ ( Civil3D 2017 )

後輩君たちが GPS をもって踏査に向かいました。

帰社後、トラックデータを CAD に取り込みたいが「わからない」とのこと。私も数年前に悩んでいた事項です。座標系、覚えましょうね。
https://phreeqc.blogspot.jp/2011/12/exifcad.html
https://phreeqc.blogspot.jp/2016/08/civil3d-2016.html

数か月前、基盤地図情報GML を Civil3D 2017 で取り込む際には、以下の手順としました。

①座標系の確認
 DL したファイルの座標系を確認します。この時は JGD2011/(BL) でした。
②「計画と解析」ワークスペースに切り替え
③「挿入」タブ-「マップを読み込み」でXML指定
 入力座標系を LL-JGD2011-ITRF94 or 2008 に指定
  http://club.informatix.co.jp/?p=998
 ※プロファイルを保存しておけば、次から楽です。

最近は GIS でも CADでも、座標系を持っているデータをもらったり扱ったりすることが多くなりました。データが座標系を意識して作成されていると、位置合わせの手間が省けます。楽です。
中には座標系を持っていない、わざと外しているデータ(設計データが多い)をもらうことがあるのですが、「わざわざ面倒なことを」と思ってしまいます。座標系を扱えない CAD を使い続けていらっしゃるのかもしれません。

後輩君たちも、座標系や GIS について学ばざるをえなくなったと思ったようです。CIM の基礎・基本でもありますので、身に着けておきましょう。

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